まこっちゃんのそれなり日記

30代男が本とか映画とか音楽とか旅行とかについて書きます

昔からある世界の日本人ジョーク、現在の日本にも当てはまるか?

「世界の日本人ジョーク集」という本があるのをご存知でしょうか。

 

2006年に発行されたこの本、当時はけっこう話題になり、2009年には第二弾の「続・世界の日本人ジョーク集」も発行されました。

 

内容は、世界中にある日本人が出てくるジョークを挙げていき、それに対して著者の早坂隆氏がコメントを付けていくというもの。

 

例えば、以下のようなものがあります。

 

ある豪華客船が航海の最中に沈みだした。船長は乗客たちに速やかに船から脱出して海に飛び込むように、指示しなければならなかった。

船長は、それぞれの外国人乗客にこう言った。

アメリカ人には「飛び込めばあなたは英雄ですよ」

イギリス人には「飛び込めばあなたは紳士です」

ドイツ人には「飛び込むのがこの船の規則となっています」

イタリア人には「飛び込むと女性にもてますよ」

フランス人には「飛び込まないでください」

日本人には「みんな飛び込んでますよ」 

 

これは日本人の気質をよく表してるジョークとして有名です。

 

しかし、このようなジョークの中には、かなり古い時期に作られたものもあるようなので、それが果たして現在の日本人に当てはまるかというと、ちょっと疑問なんですよね。

 

そんなわけで、今回はそんな世界の日本人ジョークに、2019年の日本や日本人が当てはまっているかどうかを見ていきたいと思います。

 

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最新型パソコン

メイド・イン・ジャパンの最新型パソコンが発売された。

テレビCMではこう宣伝された。

「このパソコンを使えば、あなたの仕事は半分になります」

それを聞いていたイタリア人が、ボソリとこうつぶやいた。

「明日、このパソコンを二台、買おう」

 

 

このような日本の高いテクノロジーを表現するようなジョークは他にもたくさんありました。

 

しかし、昨今では「ハイテク」=「日本」というイメージは薄れてきていますよね。

 

日本の名だたる大手家電メーカーが「〇〇事業から撤退」というニュースがしょっちゅう見受けられる反面、経済ニュースで「中国の深圳は第二のシリコンバレー」と紹介されるくらい進化しています。しかもそれを支えているのがまだ20代の若者たちだというから、もはや日本に勝ち目はないように思えます。

 

韓国などもスマホ分野で著しい躍進を見せています。

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2018年の世界のスマホ出荷台数シェアは、韓国のサムスンがトップです。

次いで、アップル(米)、ファーウェイ(中)、シャオミ(中)、OPPO(中)と中国企業が続き、日本企業は「その他」扱いです。

 

ここまで言われても、「韓国製、中国製は安いから買われてるだけだろ」なんて、いつまでも見下すような考え方しかできないようだと、今後の日本企業の成長はないでしょうね。

 

 

黒猫

日本人、スペイン人、中国人が、真っ暗な部屋の中で「黒猫を探してこい」と命令された(本当はその部屋に黒猫などいない)。

日本人は朝から晩まで黒猫を探し続け、「カロウシ」してしまった。

スペイン人が入った部屋は静まり返っていたが、開けてみるとスペイン人は熟睡していた。

中国人は「見つけました」と言って出てきたが、手にしているのをよく見ると、それは黒く塗られたネズミだった。

 

 

これは日本の悪いイメージを表していて、未だに当てはまる話ですね。

 

世界的にも、働き過ぎて死ぬことを意味する言葉として「カロウシ(過労死)」が通じるらしいです。

 

もうずっと前からこのような皮肉を言われてきたにも関わらず、この国では未だに過労死、過労自殺が無くなっていません。

 

人の命が失われているのですから、あらゆることに優先して法整備すべき事案だったにも関わらず、政府が「働き方改革」を掲げたのは割と最近の話です。

 

そもそも、死ぬほど長時間働いている人たちがいるにも関わらず、日本の景気は一向に上向かなかったことからも、そのような労働の形が間違っているということは、誰の目にも明らかなはずです。

 

とっくの昔に分かっていたはずの悪しき慣習を長年改善せずに放置するというのは、日本ではよく見られることです。

 

 

出来るか聞かれたら

アメリカ人「出来るにきまってる!」

フランス人「ドイツ人よりは先に出来る」

ドイツ人「フランス人よりは先に出来る」

イタリア人「出来なくてもいいや」

中国人「出来ました!(出来てない)」

韓国人「出来ます!(出来ない)」

日本人「出来ません(出来る)」

 

 

日本人の気質を表現したジョークで、日本人だけがネガティブな返事をしていますね。

 

これを日本人の美徳ととるか、悪徳ととるかは人によって変わるのでしょうが、なんか悲しくなってきます・・・。

 

 

まとめ

こうやって見てみると、「ハイテク」などの日本の良い部分は変わって(失われて)いってしまっているのに対して、働き過ぎといった良くない部分(かつては良い部分とされていたのかもしれませんが)は未だに変わらず残ってしまっている気がします。

 

これらを「ただのジョーク」と一蹴するのは簡単ですが、そこからもう少し突っ込んで考えてみてもいいのかもしれません。

 

 

続・世界の日本人ジョーク集 (中公新書ラクレ)

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